2026.07.25
2026年7月23日モーニングセミナー
2026年7月23日
第744回 経営者モーニングセミナー
講師: 山形市倫理法人会 副会長 岡崎医療㈱ 代表取締役会長 齋藤嘉廣氏
テーマ:万象我師…富士研での学びから
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
本日のモーニングセミナーは、山形市倫理法人会 齋藤嘉廣副会長の講話でした。参加できなかった会員の皆さまや、入会をご検討中の皆さまに講話の魅力が少しでも伝わればと思い、私なりの学びと感想を添えてご紹介いたします。

プロフィール:
昭和30年鶴岡市出身 昭和49年3月新潟県立新発田高等学校卒業、昭和53年3月山形大学工学部電子工学科卒業、昭和55年3月山形大学大学院工学研究科電気工学専攻修了、昭和55年4月㈱殖産銀行入行、平成17年4月岡崎医療㈱入社 常務取締役、平成18年7月代表取締役社長就任、令和5年7月山形市倫理法人会入会、令和7年12月岡崎医療㈱代表取締役会長就任~現在に至る
鶴岡市には中学2年生2学期まで、3学期から高校卒業までは父親の転勤に伴い新潟県新発田市で過ごしました。山形大学工学部を卒業後、殖産銀行に入行し電子計算課で約8年間、勘定系システムの構築に携わりました。銀行ではその後、各地の支店勤務を経て大江町の左沢支店長を務めた後、平成17年に義父である岡崎長右エ門氏が昭和35年に創業した岡崎医療株式会社に入社、後に社長に就任しました。山形市倫理法人会には令和5年に入会し、毎週の学びの機会を貴重な時間と感じております。

岡崎医療は、山形県内で医療機関および介護施設を対象に、従業員約90名体制で事業を展開しています。今年で創業66年目。当初はレントゲンフィルムの販売が主軸でしたが、時代のデジタル化に対応し、現在は医療機器販売全般を手掛けており、その他県内に7店舗の調剤薬局、家事代行等の生活支援サービス、そして病院・医院の新規開業コンサルティングといった多岐にわたる事業を展開しています。社内では「エコアクション21」認証取得などの環境活動や、令和3年から始めた改善提案制度、AIを活用したIT・DX化を推進。2年前には企業ブランディングの一環として、イメージキャラクター「おかまる君」も制作した。経営理念は10年前に策定した「地域を元気にすること」と「徳のある人(利他の心を持つ人)を育てること」です。

この3月、初参加した「富士研」では感恩、感謝、感動、笑顔、楽しい、純情(すなお)、ポジティブ、報恩、この8つの思いを感じました。2日目・3日目の朝の富士のご来光を見て特に感恩(恩を感じる心)と報恩(恩に報いる心)を感じることができました。チームリーダーを経験し、チームメイト・あらゆる人と出会えたことで畏敬の念を抱くことができ「万象我師」を実感。
研修では過去、現在の課題から向き合った将来の姿を想像することができました。仕事では地域・社会貢献を続ける企業になることや新社屋構想の継続、健康な人でも来れる薬局構想など。家庭ではいつも笑い声が弾む明るい家庭や子供の就職事情、いつか来る事業承継者のこと等。
研修2日目、チームリーダーとしての役割から、自身の課題であった息子のキャリアについて打ち明けた。現状を正直に話したところ、チームメンバーは皆、自分のことのように親身になって心配し、具体的なアドバイスをくれました。チームの一体感が格段に深まりました。
研修3日目の「ハートフルスピーチ」では、自身の両親と義両親への感謝をテーマに7分間のスピーチをしました。その準備過程で、幼少期に父親の転勤での辛い記憶が蘇りましたが、同時に、その中でも自分たちを支え続けてくれた両親への感謝の気持ちが改めて込み上げてきました。これらを自己開示したこの経験が、研修のテーマであった「報恩」の心を深く理解し、私の中に根付かせるための非常に有意義な時間になりました。

富士研での深い学びと自己内省を経て、日常生活で実践すべき具体的な目標を3つ設定しました。これまで「人の話を聞けているつもり」であったが、実際には真摯に向き合えていなかった自分に気づきました。この反省から、
① 人の話をまごころもって聞く
② 挨拶は明るく先手で行う
③ 気づいたことはすぐ行う
を実践しています。
富士研での体験を通じて得られたものは、地域や組織の垣根を越えて築かれた「人との繋がり」でした。個人としても、また企業としても、自分一人(自社だけ)では何も成し遂げることはできず、他者との協力やつながりが不可欠であります。研修には大変な側面もありましたが、時が経つにつれてそうした苦労は薄れ、最終的には本当に良かったという肯定的な記憶だけが残っています。まだ参加したことのない方々はぜひ来年参加表明されることを希望します。
終

講話を聴いて
一番心に残ったのは「万象我師」という言葉でした。人だけではなく、自然や食べ物、家族、自分自身まで、すべてが学びの先生だという考え方に深く共感しました。普段は仕事に追われ、目の前のことばかり考えてしまいますが、「今ある当たり前」は決して当たり前ではなく、多くの人や物に支えられていること教えていただきました。これって本当に忘れがち…まだまだ自分の未熟さを痛感します…
また、普段話せない悩みや不安を打ち明けることで、仲間との距離がぐっと縮まり、お互いを支え合える関係が生まれたことから、人との信頼関係は飾らない自分を見せることから始まるのだと感じました。経営者はつい強く見せようとしてしまいますが、素直さも大切なリーダーの姿なのだと思います。
そして何より、「真心をもって人の話を聞く」「自分から明るく挨拶をする」「気づいたらすぐ行動する」という三つの実践目標が、とても心に響きました。どれも特別なことではありませんが、毎日続けることは意外と難しいもの。それでも、こうした小さな積み重ねが人としての成長につながり、会社や家庭の雰囲気も少しずつ変えていくのだと感じました。
私自身も、人の話を聞きながら別のことを考えてしまったり、「あとでやろう」と先延ばしにしてしまうことがあります。だからこそ、この講話は「知っていること」ではなく、「まずやってみよう」と背中を押してくれる内容でした。
富士研での学びは、研修の中だけで終わるものではなく、その後の日々の行動に表れてこそ本当の価値があるのだと思います。感謝の気持ちを忘れず、人とのご縁を大切にしながら、小さな実践を積み重ねていく。その大切さを改めて教えていただいた、とても温かく学びの多い講話でした。
齋藤副会長、本日は貴重なご講話をありがとうございました!
それでは皆さん、本日も彩りのある1日にしてまいりましょう!
本日のモーニングセミナー参加人数20名
次回のご案内
7月30日(木) 6:30~ 山形国際ホテル6階
会員スピーチリレー
① 講師: 山形市中央倫理法人会/会員企業 ㈱ハイテックシステム技術・ゼネラルマネージャー 野口 貴行氏
テーマ:実践の力
② 講師:山形市中央倫理法人会/幹事 ㈱カキザキ 山形国際ホテル 副支配人 佐藤 景三氏
テーマ:「警察時代に学んだこと」
本ブログの講話内容記載で誤り等がある場合は、HPお問い合わせ又は事務局
ycrinri@gmail.comまでお申し出ください。

