会長ブログ

2026.07.17

2026年7月16日モーニングセミナー

2026年7月16日
第743回 経営者モーニングセミナー
講師: 山形市倫理法人会 会員企業 パレスグランデール 企業プロデュース課 マネージャー 上條 智広氏
テーマ:社内イベントでより元気な組織へ

 

 

ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
本日のモーニングセミナーは、パレスグランデール 上條智広氏の講話でした。参加できなかった会員の皆さまや、入会をご検討中の皆さまに講話の魅力が少しでも伝わればと思い、私なりの学びと感想を添えてご紹介いたします。

 

 

プロフィール:
神奈川県川崎市出身。日本大学経済学部卒業後、山形へIターン。NPO職員を経てパレスグランデール入社。ブライダルで積んだ経験を活かし現在は法人イベントプデュースに従事。社員総会・周年イベント・入社式など組織づくりにつながるイベントを手掛ける。

 

日本大学在学中はアルバイトと海外の旅を繰り返してました。就活時期になってもやりたいことを見つけられずキューバに行ったりしてました。たまたま山形で募集している仕事を見つけたことから結果的に移住することとなりました。山形で妻と出会い、結婚式を経験したことがとんでもなく感動しパレスグランデールに入社、20年目に至ります。
19年間で約600組の結婚式を担当。お客様と深く関わり、人生の節目を豊かにすることを重視し、結婚式後も続く関係性を築いてきました。
コロナ禍では仕事の大幅な減少や仲間に関する問題で精神的に苦しい時期を過ごしましたが、この経験で会社が法人向けの新事業を始めるにあたり、抜擢された事が私の転機となりました。
ブライダルは減ったもののコロナ禍で宴会の需要が伸びる中、自分のブライダル経験を活かし、顧客の課題解決を目指す「企業プロデュース」事業の立ち上げに参画。個人の課題(結婚式での両家の文化の違いなど)を解決してきた経験を、企業の課題(経営陣と現場の意識の違いなど)の解決に応用できると思うようになり、まず様々な企業の経営者や従業員にヒアリングを行い、課題を特定することから始めました。
すると…経営陣は「未来の利益」を考え、社員に主体性を求めるが、現場の社員は「今日の目の前の仕事」に追われ、経営陣の話が数字中心で響かないと感じていることが浮き彫りとなり、このギャップを埋めるため、組織の6割を占める中間層のモチベーション向上が重要となると感じました。(2-6-2の法則)。

 

社内イベント(経営方針発表会等)における課題として、
・経営側: 多大なコストをかけているが、内容がマンネリ化・形式化している。
・社員側: 一方的な話が退屈で、他部門の話は他人事と感じ自分事にならない。

課題解決へのアプローチとして、ブライダルで培った「話を聞く力」や「提案力」、自社のリソース(料理、サービス、会場など)を総合的に活用し、企業の課題解決をサポートする。そしてまず自社(株式会社ジョイン)の決起大会で、課題解決のための実践を試みました。
社内キックオフイベントの改革では 「長くて退屈」という現場の声を受け、イベント内容を刷新したり、勤続年数表彰の演出では表彰対象者に上司が考えたキャッチコピー(例:「微笑みのイケオジ30年」など)で表彰者を紹介し、会場を盛り上げ、表彰のプレゼンターは 社長ではなく、受賞者の部下をサプライズでプレゼンターに起用。部下が上司への感謝を直接伝える姿が、本人だけでなく周囲の社員にも大感動を与えた演出となりました。その他に 受賞者の等身大タペストリーの作成や、コーポレートカラーのクリスタルトロフィーを用意するなど、受賞者を「ヒーロー」として扱い、後輩の憧れを醸成することができました。
イベント後のアンケートでは前向きな声が多数寄せられ、社員の意識が向上。仲間の言葉や表情が共感を呼び、「仲間が頑張っているから自分も頑張る」という連鎖が生まれました。この経験から「人を磨くのは人でしかない」と確信することができました。

 

 

この他にも、自社の内定者懇親会をしてましたが慣例の 役員参加をやめ、2~3年目の先輩社員が参加する形式に変更したことでリラックスした雰囲気となり、内定者の不安解消につながりました。入社式では、 全員で巨大な紙飛行機を飛ばす演出で、「みんなで待ってるよ」という歓迎のメッセージを伝え、「この会社を選んでよかった」と思えるスタートを演出。企業者様の周年行事では、 会社のアイデンティティをビジュアルで表現。竹や稲穂を使ったユニークな会場装飾や、ストーリー性のある料理提供で参加者の満足度を高めることに繋がりました。各宴会・パーティーでは、 季節ごとのテーマを明確にし、ビジュアルを強化することで、マンネリ化を防ぐ企画を提案しております。

 

 

社内イベントの効果と副産物として、
社員の満足度とモチベーションが向上し、「この会社でよかった」というエンゲージメントや帰属意識が高まることと、イベントを企画・運営するプロジェクトチーム(特に若手社員)は、困難を乗り越える経験を通じて大きく成長し、次世代リーダー育成に繋がることを学びました。
そして地域貢献として「山形に楽しい会社がある」と示すことで、県外への人材流出を防ぎ、県内就職を促進する一助になると考えています。
新事業を通して、社内イベントは社員にとっての「ハレの日」であり、一人ひとりに焦点を当てることが、結果として会社全体を良くしていくことを実感し今後も前へ進んでまいります。

 

 

講話を聴いて
約20年で600組の結婚式を担当され、私の中ではパレスグランデールさんホールの顔との認識でおりました。いつもお会いすると和やかに話しますが言葉1つひとつが相手を思いやるフレーズが出てくるナイスガイな上條さん。冠婚葬祭を生業にしている最中、コロナ禍という大きな大打撃を受け、新たに立ち上げた「企業プロデュース」事業。当初は雲をつかむ心境だったところにブライダルで培った、「お客様の人生の節目を豊かにする」経験を活かすことで、企業の課題解決を目指す発想は大きな学びになりました。社内イベントにおいて、経営陣と社員の間に生じる認識のギャップを埋め、社員一人ひとりに焦点を当てた感情に訴えかける演出を取り入れることで、参加者のエンゲージメントを高め、組織を活性化させるアプローチは我々経営者に直結しております。これらの取り組みは、社員の成長や定着、さらには県内就職の促進、地域貢献に大きく寄与することを教えてくれました。限りある人材と今まで経験を見る角度を変え実践していく上條さんの今後の姿が今まで以上に楽しみになりました。
上條さん、本日は貴重なご講話をありがとうございました!

それでは皆さん、本日も彩りのある1日にしてまいりましょう!

 

本日のモーニングセミナー参加人数24名

 

次回のご案内
7月23日(木) 6:30~  山形国際ホテル6階
講師: 山形市倫理法人会 会員 岡崎医療㈱ 代表取締役会長 齋藤嘉廣氏
テーマ:万象我師…富士研での学びから

 

本ブログの講話内容記載で誤り等がある場合は、HPお問い合わせ又は事務局
ycrinri@gmail.comまでお申し出ください。

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