会長ブログ

2025.10.31

2025年10月30日モーニングセミナー

第708回 経営者モーニングセミナー
講師:山形市中央倫理法人会 会員スピーチリレー
・㈱一条工務店 髙橋正尚 幹事 テーマ「個人的な実践」(ゴミ拾い・困っている人を助ける)について
・城北電気工事㈱ 佐藤綾 幹事 テーマ「好きな自分で居られるために」
・夢成㈱  菊池勇棋 副会長  テーマ「過去は変えられる。」

 

ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
本日のモーニングセミナーは、当会の幹事2名+副会長で会員スピーチリレーとして講話いただきました。
参加できなかった会員様、入会を検討している未会員様に講話内容を通し倫理の魅力を少しでも感じていただけたらと思い、講話内容と私の感想を添えた形でお伝えします。

 

今回の会員スピーチリレーは、当会の研修委員会リーダーの森田展弘幹事がファシリテーターとして、1人7分間のスピーチ・最後の10分を感想タイムという流れで進行してもらいました。森田幹事の「彩りのある世界へようこそ!」の挨拶からスタート。

 

 

・高橋正尚幹事
プロフィール 岩手県出身、東根市神町在住。47歳、大学2年長男と中学2年次男。父が経営する実家の会社に就職したがリーマンショックで倒産。実家がある山形に移り、お客様と長いお付き合いがしたくて住宅営業を選択。

 

当会へは親交のあった原田大輔副事務長のすすめで2024年6月入会。
① 地域のごみ拾い:15年前に読んだ本の中にアメリカのある州、犯罪件数が多く汚れた町並みを州知事がごみ拾いやトイレ掃除に精を出し、続けていったところ犯罪件数がぐっと減った、ということを知った。このことを知ってからごみ拾いをスタートし、現在は次男の通学路を中心に散歩中に実践を続けている。昨年、母の13回忌に歩いた際、たまたま目先に大きめのごみが落ちていた。心の中で「これを拾ったらこの先のどこまでも拾い続けることになる…」気づかぬふりをして通り過ぎたところ、後ろで長男が拾っていた!私の心を見透かされたような身持ちになった。驚きと同時に自分の小ささを痛感した。
② 困っている人を助ける:雪道で立ち往生している人を見つけると助けることが今までの人生で多々ある。ある時、国道13号線で見かけたが通り過ぎたことがあった。その際、まだ小学生だった長男から「父さん、なんで助けないの?」と驚きの問いかけ。慌てて戻ったことがあった。以来、毎年その言葉を思い出して必ず助けるようにしている。

 

自分の行動で人を助けられたなら相手が喜び自分も嬉しい。
私の行動によって、同じように人を助けられる人が増えることを願って実践を続けている。

 

・佐藤 綾幹事
プロフィール 山形市生まれ在住。高校卒業後に城北電気工事㈱入社し15年以上になる。従業員25名の会社で所属は総務課。4人で総務と個人客への営業を担当している。倫理法人会は2023年6月入会。
会社では総務課のリーダーとして、新人教育から営業、多岐にわたる業務をするため、自分の仕事は大概後回しになってしまっているのが現状。焦りとプレッシャーの毎日で自然と笑顔がなくなっていた。

 

家に帰れば娘がいる。リーダーとは…母とは…、ずっと「こうあるべき」「~しなければいけない」それが出来なければ人間失格と思い、できない自分にイライラしていた。娘に「ママ疲れているね」そう言われたのがショックで、体調を崩し休むことが増えていた。

 

倫理法人会に入会し参加し始めたことで、会員・役員の誠実な姿に「私もこうなりたい」と思えるように気持ちが変化していった。栞の明朗愛和の中で「愛のパンはいくら分けてもなくなることがない。分ければ分けるほど、かさが増えて余りができる」「愛和は本と末、原因と結果の関係が愛によって和を得た相(すがた)、和のもとは愛である」。こういった倫理の学びで、理想の自分に近づいている気がしている。仕事でないがしろにしていた自分に気づき、大変な時期は後輩に助けを求め、周りのみんなに相談することで距離が近づき、言葉を交わし笑顔が返ってきた。今後も本当の自分の姿を目指し学んでいきたい。

 

・菊池勇棋副会長
本来なら会員の齋藤雅樹さん(セト藤)でしたが諸事情によりピンチヒッターでスピーチをすることになりました。ですが、雅樹さんのテーマ「過去は変えられる。」を変えずに本人にインタビューをしたことを私の口から3つに絞り話してみようと思った。

 

雅樹さんは昨年度、専任幹事の真最中、舌癌の診断を受け舌を切り、転移も見つかったため首も切って治療に専念することになった。本人から「この事実は変えられない。しかし、解釈は変えられる。」との言葉。「他人と過去は変えられない」と今まで思っていたから、過去は解釈によっては変えられるんだと、とても驚いた。このことをもとに3つの質問を雅樹氏にした。

 

① ガンにより家族との向き合い方は変わった?
② ガンにより自分との向き合い方は変わった?
③ このことで両親との向き合い方はかわった?
の問いに①③の回答は不変。②の回答は、「希望は心の太陽である」と学んでいる。このガンになったことは正直不平等だと思った。だが「事実は1つ、解釈は無数」と学んだ。私(雅樹氏)の姿を見て同じ経験をした人の希望になりたい。そう感じている、僕の残りの人生をそうしていきたい。
このような言葉を聞けて、齋藤雅樹と向き合えてすごく良かった。親からもらった命をどう使うかは自分次第だと、強く感じ学ぶことが出来た。

 

 

会員スピーチリレーを聞いて
スピーチ後に感想タイムがあり、会員より(抜粋)
土屋浩氏:学びをインプットしアウトプットする3人の実践する姿を見て、大切なことだと改めて感じた。「やり直しはできないが、出直しはできる」という言葉も、学んで考え方を柔軟に、より良い人生にしてもらいたい。
仁藤俊さん:髙橋さんはこの実践の他に「地域食堂えがお」にお手伝いに来てくれている。(会員:佐藤教子さんも)決して前に出ることなく、縁の下の力持ちで大変助かっている。佐藤綾さんは、働くママさんの等身大。本音が聴けてとても良かった。菊池副会長は入会当初から飲食店仲間で大変勉強になり楽しませてもらった。

いつも当会運営で大活躍してくれている3人の、普段は見れない姿が見えました。菊池副会長を通して齋藤雅樹さんの心の内を聞けました。

 

万人幸福の栞で例えますと、髙橋さんは「子女名優」、綾さんは「明朗愛和」、菊池さん(齋藤雅樹さん)は「苦難福門」かなと感じております。共通することは、行動が周りを変えるということではないでしょうか。日々、仕事に正直に向き合っているからこその問題や葛藤やトラブルなど、心が穏やかでない時間が圧倒的に多いのではと思います。私もまさにそうです。ですが、余裕がない時こそ、一呼吸を置くことだけでも倫理の学びが生きてくるものだと思います。その姿が信頼となり、やがて自分へ、家族へ返ってくるものと信じています。
また今回、初めて企画し実践に移してくれ大成功に導いてくれました、進行役の森田展弘幹事。今や中堅幹事となり毎週のモーニングセミナーでは積極的に指導係を買って出てくれるまでの存在になりました。できれば毎月続けていきたいとのことですので、ますます当会員の皆さんに響くような情熱で進んでください!期待しております。

 

それでは皆さん、本日も彩りのある1日にしてまいりましょう!

本日のモーニングセミナー参加人数:30名

次回のご案内
11月6日(木) 6:30~  山形国際ホテル6階
講師:山形市倫理法人会 会員企業 ㈱大風印刷 ビジネスデザイン部デザイン開発課
フリーマガジンgatta!編集長 眞木 薫氏
テーマ:私のリーダーシップセオリー 2025Ver.

 

本ブログの講話内容記載で誤り等がある場合は、HPお問い合わせ又は事務局

ycrinri@gmail.comまでお申し出ください。

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