2025.09.26
2025年9月25日モーニングセミナー
第703回 経営者モーニングセミナー
講師:山形市中央倫理法人会 相談役 ㈱浅倉工業 代表取締役 浅倉啓一氏
テーマ:肯定力は道をひらく
皆さん、こんにちは! 副会長の菊池です!
今日は、大江会長に代わって、山形中央倫理法人会のブログをまとめさせていただきます!

本日のモーニングセミナーの講師は、我らが山形市中央倫理法人会の浅倉啓一相談役。
テーマは「肯定力は道をひらく」。
冒頭、浅倉相談役はこんな質問をされました。
「皆さんは運がいいと思いますか?」
運がいいと思う人!と聞かれ、会場の1/3くらいが手を挙げました。
浅倉相談役は続けます。「運がいいのは、自分の行いが良かったからではない。両親やご先祖様のおかげなんだ」。
この言葉、ハッとさせられました。自分の行いが良かったから、なんて驕(おご)っていた自分に気づかされました。運がいいと心から思えるなら、それはご先祖様が幸せに思ってくれている証拠なんだな、と。
そして、浅倉相談役ご自身も、子どもの頃は極端に目が悪く、身長が低いことで、友人関係で悩んだ時期があったそうです。そのことが自信のなさにつながり、社長になってからも、社員に強く当たってしまうなど、虚勢を張っていた自分に気づいたと話されました。
そんな時に出会ったのが、喜多川泰さんの著書『運転者』。運は自分で切り開くものだと思っていましたが、そうではないと教わったそうです。

憎んでいた父との関係
浅倉相談役のお話の中で、特に印象的だったのが、亡くなられたお父様との関係です。
倫理を学ぶ前は、お父様の厳しい口調や、ミスをすると烈火のごとく怒られることに、憎しみさえ感じていました。
そんな時、富士研に参加。そこで見た「馴れ合いではない優しさ、責め心のない厳しさ」という言葉。この言葉が、後の浅倉相談役の人生を大きく変えることになります。
会社を引き継いだ後、リーマンショックで業績が悪化。浅倉相談役は、かつてのお父様と同じように、社員のできないところばかり見て怒鳴り散らしていたそうです。
富士研で、親への感謝の手紙を書く実習があった時、涙が止まらなかったと。憎んでいたはずのお父さんを、実はもっと自分のことを知ってほしかった、分かってほしかったんだと気づいた瞬間、感謝の気持ちが芽生えたと教えてくれました。
相談役のお父様は、早くに自身のお父様を亡くされ、父親としての接し方が分からなかったのかもしれない。そう気づいた時、お父様への愛が溢れてきたそうです。

涙の先にあった、最後の微笑み
そして、浅倉相談役は「本当に父を敬し、母を愛する、純情の子でなければ、世に残るような大業をなし遂げることはできない。親を大切にせぬような子は、何一つ満足にできない」という倫理の言葉を引用し、お父様との最後の時間の写真をスクリーンに映しました。
平成29年12月23日、がんを患い自宅療養中だったお父様と、隣に寄り添って座るお母様の写真。テーブルには家族人数分のクリスマスケーキが置いてありました。
そして、お父様が最後にリクエストしたのが、森山良子さんの「さとうきび畑の歌」だったそうです。
私はこの曲を知らなかったので、後でYouTubeで検索して聴いてみました。沖縄の戦争で父親を亡くした娘の思いを綴った歌で、「ざわわ~♬ざわわ~♬」というサトウキビの葉が擦れる音が、まるで優しい子守歌のように心に響きます。
イヤホンでこの曲を聴いていたお父様は、最後に浅倉相談役を見て微笑んでいたそうです。
この瞬間の話を聞いた時、浅倉相談役の言葉にぐっと引き込まれました。
倫理を学び、お父様への感謝の気持ちが芽生えたからこそ、お父様の最後の微笑みを見ることができた、貴重な時間になったのだと感じました。

苦手な人と向き合う力
人間関係でどうしても気が合わない人と向き合った時、どうすればいいのか分からなくなった時があったと浅倉相談役はおっしゃいました。
「嫌いな人を、嫌いだと思うのは当たり前。それは、自分が未熟だから。だから、嫌いな相手にどう愛を持って接するかを考えた」
その時に実践したのが、第四条 万象我師。「人は鏡、万象はわが師」という教えです。
相手を変えようとするのではなく、自分を変える。嫌いな人を、まるで自分の我が娘のように、可愛くて仕方ない存在として接することにしたそうです。そうすることで、人間関係がどんどん良くなり、会社も上向きになっていったと。

倫理法人会は「心の道場」
浅倉相談役にとって、倫理法人会は「心の道場」であると教えてくださいました。
道場は、失敗してもいい練習の場。互いに切磋琢磨して成長する場所。そして「正しさより優しさ」を大切にしていると。
この言葉を聞いた時、過去の自分と重なりました。
僕が辛かった時、浅倉相談役は「一緒にスノボに行こうよ!」と声をかけてくれました。リフトの上で、壮大な景色を見ながら、ただただ僕の話を聞いてくれたこと。
あの時、浅倉相談役は、僕に「自分はこれでいいんだ」と思える肯定力を与えてくれていたんだと、今になって気づきました。どんなに苦しくても、「これでいいんだよ」と、すべてを肯定してくれる。
講話の中で、ご自身が子どもの頃大好きだったという「天才バカボンのパパ」の台詞、「これでいいのだ!」に影響を受けたとおっしゃっていました。
まさにその言葉通り、浅倉相談役は、まるでバカボンのパパのように優しく背中を押してくれる。だから、浅倉相談役の周りには、笑顔の輪が広がっていくんだなと心から感じました。

感謝を伝える日
本当に、もっともっと講話を聞きたかった!
今年もスノーボードに浅倉相談役と必ず行きたいです!
今度は僕から感謝を伝えたいと思います!
「昨年のあの時、落ち込んでいた僕に、蔵王の山で話を聞いてくれたおかげで、今の僕がいます。復活した自分がいます!本当にありがとうございます!」と。
そして、僕も浅倉相談役のように、大切な誰かの心に寄り添い、その人の「肯定力」を高められる、そんな関係性を大切にしていきます。
浅倉相談役、今日も素晴らしい講話をありがとうございました!
「これでいいのだ!」は、どんなピンチな状況でも自分に言い聞かせられる、最高のパワーワードです。そして、仲間の失敗にも「これでいいのだ!」と勇気づけられる人になりたいです。
いつも先に笑いかけてくれる浅倉相談役のように、僕も誰かを動機付けできる人になります!

感想シェア会
本日のモーニングセミナーでの参加者の皆さんからの感想シェア会で、さらに学びが深まりました。
飲食店経営者の森田さんは「自分も父親と一緒に仕事をしていて、口喧嘩もするし、いざこざもある。今日の講話を聴いて、元気なうちに父親との関係を良くしていきたい!」と力強く話されました。
また、卸売業経営幹部の中村さんは「倫理の学びを通じて、自分も自己肯定力を高めて失敗を恐れずに挑戦していきたい」と、熱い思いを語ってくださいました。
感想を発表してくださった皆さん、そして参加者の皆さん、本当にありがとうございました!
次回の会長ブログもお楽しみに!
本日のモーニングセミナー参加人数:46名
次回のご案内
10月2日(木) 6:30~ 山形国際ホテル6階
講師:山形市中央倫理法人会 会員 おもてなし山形 代表取締役 小林 勝喜氏
テーマ:「実践が未来を切り拓く~おもてなし山形の挑戦~」
本ブログの講話内容記載で誤り等がある場合は、HPお問い合わせ又は事務局
ycrinri@gmail.comまでお申し出ください。

