2025.08.08
2025年8月7日モーニングセミナー
第697回 経営者モーニングセミナー
講師:山形市中央倫理法人会 副事務長 (有)ねこの手クリーン 代表取締役 八鍬佳史氏
テーマ:私の人生と倫理の学び
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
本日のモーニングセミナーは、当会の八鍬佳史副事務長よりご講話いただきました。
参加できなかった会員様、入会を検討している未会員様に講話内容を通し倫理の魅力を少しでも感じていただけたらと思い、講話内容と私の感想を添えた形でお伝えします。

プロフィール、1964年東京オリンピックの年に大蔵村で誕生。実家は農家。姉1人、兄3人の三男坊で4人兄弟。大蔵中学校、新庄工業高校卒業。親戚では同じ年生まれが5人もいる。
背が小さく小学校までは背の順で並ぶと一番前。中学校で野球部に入部、万年弱小野球部だったが頼れるエースや仲間に恵まれ地区大会優勝を経験できた。
高校時代、先輩と料理屋でバイトをしたことで、中学では寿司職人を目指してたが日本料理に目覚めた。就活で椿山荘料理長をしているバイト先のお兄さんのツテで入社試験を受ける予定が寝坊したため落選。埼玉にいる姉の紹介で戸沢村出身の板長がいる、日本料理つきじ植むらに1983年入社できた。ここで、仕事の気配り、お金の大事さを教わる。
1980年3月に地域の要望で父が大蔵電子を開業しており、高校時代にはカシオ電卓の組み立てなど大手メーカーの孫請け作業の手伝いをしていた。親戚の叔父と切り盛りしていたが、農家特有の季節の仕事のため不安定な経営状況に、自分なりに仕事のやり方などの提案をしたら呼び戻され1985年に大蔵電子入社、工場長に就任した。
メーカー孫請けのため仕事の単価が安く工夫しても利益が少ない。その中で7割が人件費、残りの3割ですべての経費を賄うこともできず借金だけが増えていく。賞与を出すたびに借金は膨れ上がった。
29歳で結婚を機に、このままではいく先が見通せないと新たな商売を考え、行きついたのが「おそうじ隊501」だった。フランチャイズの仕組みが良く、会社として成立できるのではと1995年10月開業した。研修期間は1カ月程度だったが常に借金返済に追われている身のため2週間で覚え山形に帰ってきた。
1996年3月に地域の為になっていない大蔵電子を閉鎖。

それからは掃除一筋。同じ役員のアソウフードサービスさんのお店を夜通し何店も回ったこともありました。しかし、開業したてで利益はあったが返済に間に合うほどではないためだんだん資金繰りが苦しくなり返済できなくなっていきました。周りからは自己破産をすすめられたが保証人の問題でそう簡単にはいかない状況。意を決しおそうじ隊の会長へ相談した。帰ってきた言葉は「サラ金・住宅ローンの返済は続けなさい。銀行の返済を止めなさい。」だった。
返済を止めた銀行は必ず来る。そうしたら利息だけの返済にする交渉をして、その間内緒でお金をできるだけ多く貯めろと教わった。もちろんその時の仕事が黒字なのが前提でした。
2か月後、銀行は会社に来た。事情を説明、交渉も飲んでもらうことができた。1年間利息のみを支払い、翌年は、払える分だけ元金を少しプラスし、1年ごと業績の伸びに合わせて支払いを増やしていった。この間でお金を貯めて資金繰りは回り出しました。このことで心の鎖が解け業績を伸ばすことができた。命が助かった。これを教えてくれた会長には感謝しかない。

1999年10月に「ねこの手クリーン」に社名変更。山形市吉原の区画保留地、幸運にも取得倍率36倍に当選し店舗兼住宅を建てる。2010年には10年前の半値で近くの弁当屋跡地を購入、店舗移転し現在に至る。
2012年にハイテックシステムの土屋社長から紹介され山形市中央倫理法人会に入会、すぐ役員を拝命。倫理に入って役員だけの特典講座=基礎講座で万人幸福の栞17か条を詳細に学ぶにつれ倫理の凄さ・深さを理解することができた。
学びの中で、親祖先を大事にすることでは、幼少期から神棚に水とご飯をお供えすることを続けていた。このことで自身は先祖に見守られ、「人」に恵まれてきたと感じている。³三男だが両親を看取ることができた。だが母はコロナのため面会できずにお別れせざるを得なかったことが悔やまれる。
会社では、朝礼をやり始めた。現場作業員とは7時30分から。内部社員とは8時45分からの2回体制。倫理法人会入会当初は責め心が強かった。学びを深めていく中で自分が変わることを知った。以前はお客様ファーストだったため社員への感謝が足りず、だからうまく行かなかった。それに気づき仕事場の環境整備や、やりやすい体制を整えるなど社員ファーストの実践をしたところ社員は変わってきた。最近は社員が社員を紹介してくれるなどうれしいことが増えてきた。自分が変わって会社が変わったことを実感した。
倫理は何より前向きで人と人とのつながりを大切に感じることができる素晴らしい会だと思っている。そして、役員になればより深い勉強もできるので、ぜひ役員になってほしい。この山形市中央倫理法人会に感謝します。
終
講話を聴いて
いつも温和な八鍬副事務長。長年、当会の役員をされてきましたが以外にも講話は初。中学時代にすし職人を目指していたことを初めて知りました。元来、八鍬家は貯金知らずの家庭だったとのことで八鍬副事務長も日本料理の先輩から貯金の大切さを教わり、お父さんが始めた大蔵電子の借金を返すためにフランチャイズでおそうじ隊501を開業したこと。(今年の10月でおそうじ事業30周年を迎える!)そして、莫大な借金を返すためにとった行動は経営者として非常にリアルで、でも実際に行動し続けた結果、なんと今年から無借金になったと朝食会で聴けて、より尊敬の眼差しに変わりました。にこやかな笑顔の裏に壮絶な過去があったことを知り、それを克服した話を聴いたことで多くの会員さんの勇気、道しるべとなったことでしょう。少なくとも私はそうです。大変ためになりました。

9月からは山形県の副幹事長として新たなステージでの活躍が期待されています。その大きな心と眼差しで当会を温かく包んでもらいながら、そして叱咤激励いただきながら成長したいと感じました。
八鍬副事務長、貴重なご講話をありがとうございました。
それでは皆さん、本日も彩りのある1日にしてまいりましょう!
本日のモーニングセミナー参加人数:52名
次回のご案内 (8月14日(木)は休会です)
8月21日(木) 6:30~ 山形国際ホテル6階
講師:一般社団法人倫理研究所 法人局 スーパーアドバイザー
㈱筑波物流 取締役副会長 林 稔氏
テーマ:全て喜んで受けきる!
本ブログの講話内容記載で誤り等がある場合は、HPお問い合わせ又は事務局
ycrinri@gmail.comまでお申し出ください。

