会長ブログ

2025.05.17

2025年5月15日モーニングセミナー

第685回 経営者モーニングセミナー
講師: 山形県倫理法人会相談役 行政書士法人ワンチーム 代表社員 今田早百合 氏
テーマ:船旅で知った人生神劇 あなたは夫(妻)と100日間船旅ができますか?

 

 

ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
本日のモーニングセミナーは、山形県倫理法人会相談役 行政書士法人ワンチーム 代表社員 今田早百合氏よりご講話いただきました。
参加できなかった会員様、入会を検討している未会員様に講話内容を通し倫理の魅力を少しでも感じていただけたらと思い、講話内容と私の所感を添えた形でお伝えします。

 

 

プロフィールは仙台市生まれ。夫、長男、長女の4人家族。東北学院大学法学部を卒業後、弁護士事務所勤務中に行政書士試験合格。ご結婚を機に山形市へ転居され昭和61年2月今田早百合行政書士事務所開設。令和2年1月法人化、行政書士法人ワンチーム設立。令和7年2月長男を代表社員とし2人代表制となる。
仕事の約8割が運輸関係の仕事(バス・タクシーの許認可、大型車両の並行輸入届や特殊運行許可の申請等々)
倫理歴は平成23年9月山形市中央倫理法人会入会と同時に副会長拝命。その後山形県倫理法人会普及拡大委員長・県研修委員長、レクチャラー、県副会長を歴任し令和3年9月より山形県倫理法人会会長に就任。現在は県相談役を務める傍ら一般社団法人倫理研究所 法人局参事・インストラクターとしても活動されている。

 

本日のテーマ、船旅に行くことが決まってから友人等に話したところ「よく100日以上も旦那と一緒にいれるね」ということをいろんな方に言われた。
自身がこの会に入会と同時に副会長となったのだが当時の布施富将会長に言われたことが、本日の万人幸福の栞、第1条日々好日
「今日はまたとめぐって来ない。昨日は過ぎ去った今日であり、明日は近づく今日である。今日の他に人生は無い。今田早百合の一生は今日の続きである。」
同じく
「気がついても、いっこうに手を出さず、強情をつっぱって、なまけ心、心配性が顔を出して、せっかくのチャンスを取りにがす。世の中には宝の山に入りながら、素手でぶらぶら引返す人が、どれだけあるであろうか。思い立つ日が最上吉日である。」
という言葉に背中を押され船旅への参加を決断されました。

モーニングセミナー会場に足を運び参加しているだけでは家庭も仕事も良くならない。残念ながら昨年お亡くなりになられた倫理研究所中西参与から教えられたこと、モーニングセミナーで実践のヒントを得て即実践が大事。同じく、仲間と出会い毎回のモーニングセミナーで新たな誓いを立てそれを繰り返すことが大事だと教えられた。

 

 

来週5月21日開催の山形市中央倫理法人会の倫理経営講演会に来て下さる内田文朗氏は法人局のトップだった方。この方は「これだ!」というお話が聴ける。事業体験報告をしてくれる野口敬志氏の話もまた良し。

 

当会2代目会長だった㈱東栄コンクリートの新田裕之社長は2つの誓いを立て実践していた。①奥さんのお話を聞く②名刺交換者には即座にお礼はがきを出す。いつもはがきを持ち歩き出張中でも、移動中でも書いてはすぐに出していた。
という2つの実践を徹底されていたことのこと。日々の小さな実践の積み重ねが人生を変えることを強調されました。

 

2年前、急に夫にピースボートで世界1周の船旅に誘われた。県の会長になって2年目の時だった。会長業務があり、100日以上も事務所を留守にするなんて絶対に無理。ありえない!船旅など無縁の人生と思っていた。
だが…倫理法人会は実践することが重要なため、資料を取り寄せ仙台での説明会に参加。
説明会の最後には2024年8月出発で夫が申し込みをした!キャンセル期間もあることから先ずは同意したもののさてどうするか相当の自問自答を繰り返す。
会長職で朝夜不在、日中は仕事に会議、レクチャラーや仕事での出張、夫と話す時間なし、息子がいるがいつも心配…不安は尽きなかったが、一切を捨てようと決意し肚を決めた。
本来の出発日から2日間は台風で待ったが、2024年8月17日1400人の乗客と700人の乗員を乗せ赤道を4回超える船旅が始まった。
乗客は400人ほどの外国人(アジア人中心)、6割ほどが60歳代うち夫婦は3割ほど、1歳から90歳までなど多種多様な老若男女。今田夫妻は乗船時に誓いを立てた。
・夫となるべく一緒に過ごし楽しもう
・家のこと、事務所のことを任せ心配しない
・家に戻ってゴミだらけでも怒らない
夫:107日間禁酒 5キロ減
自身:乗った時より健康になる

 

 

船での生活は忙しい。とにかくいろんな講座がある。体を動かし、健康につながるものを中心に楽しみながら参加した。途中寄港しても朝下船~夕方戻りがほとんど、マチュピチュやニューヨークなどは2日間くらい陸に滞在できた。そこで円安を身をもって体験。ハンバーガーとポテトセットが¥5,000、タコスとフィッシュフライセットで¥4,000など衝撃を受けた。価格が安く、質の高いおもてなしをしてくれる外国人が日本に来たがる意味を体感してわかった。

 

生活になれるといろんなものが見えてきた。船内では24時間食べ物は無料で食べ放題。一人での参加者はほとんどの人が太ったと思う。
同年代でおひとり様が多かった。いろんな参加者と話し、ある男性3人組は高校の同級生。各々転勤族だったため退職後は家に居場所が無く参加。山形からの参加者は3組、他2組は単身での参加、計4名だけだった。秋田や青森は10人くらい参加していたのだけれど…。いろんな方と話していくうちに夫婦の真実が見て取れ、栞の17条人生神劇を奮闘に実感した。
今年はオーロラがあたり年だった。アイスランドで数多くのオーロラを見れた。
イースター島名は本名ラパ・ヌイ。モアイ戦争でモアイ像が倒れたままだったが宮崎のタダノが建機とオペレーターで立て直した。宮崎にモアイ像が寄贈され日本人として誇りに思った。

 

ところで、当会に入会して14年前に倫理指導を受けた。言われたのが①親の子になる②子供のことは心配しない。
②に実践として今回の船旅で子供たちに任せるしかない。そう決めて帰ってきて一言
「困ったことに…」ドキッとして聞くと「売り上げが上がった!」嬉しい報告。
信じることの大切さを学び、2月5日に息子の代表社員登記をした。

帰ってきて夫7㎏減。自身も健康になり帰ってきた。最近、社交ダンス3級に合格、次は2級を目指したい。
今後は倫理指導をできるので是非お気軽に声をかけ受けてもらいたい。そして何でも目標を持ち、これからも実践の大切さを伝え、自らも実践を通して伝えていく役目をしていきたい。

 

 

 

講話を聴いて
いつもアクティブに動かれている今田相談役のご講話でした。
107日間の船旅は私の想像を超えるスケールの旅であり、今田相談役の行動力に感銘を受けました。
船の客室の違いだったり、人間模様だったり、いろんな視点からのお話を朝食会で聞くことができ、これも貴重なお話でした。
ご自身は帰国直前にインフルエンザ罹患。6日間窓のない部屋に隔離後、同室者の愚痴を聞くことに。その経験を「人は鏡」だと感じたとのことで人の悪意は人を殺すものと実感したそうです。しかし、その経験をしても帰国後に旦那さまから2027年4月にクルーズを予約したとのこと。
普段の生活に倫理の実践を落とし込み、いろんな気づきを得ながら活躍している今田相談役。私も、忙しくなると倫理の心を忘れてしまうことがあります。日々の地道な実践を改めて大事にしていこうと感じました。

今田相談役、本日は貴重なご講話をありがとうございました。

 

 

それでは皆さん、今年1年と本日も彩りのある1日にしてまいりましょう!

本日のモーニングセミナー参加人数:34名

次回のご案内
5月22日(木) 6:30~  山形国際ホテル6階
講師: 一般社団法人 倫理研究所 名誉研究員 内田文朗氏
テーマ:成功への道しるべ ―倫理の学び40年を振り返ってー

 

本ブログの講話内容記載で誤り等がある場合は、HPお問い合わせ又は事務局

ycrinri@gmail.comまでお申し出ください。

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