会長ブログ

2025.04.17

2025年4月17日モーニングセミナー

第681回 経営者モーニングセミナー
講師:法人局普及事業部 北海道・東北方面 宇都進 方面長
テーマ:まず自分から

 

ブログをご覧の皆さま、こんにちは!

本日のモーニングセミナーは、法人局普及事業部 北海道・東北方面 宇都進方面長をお迎えしご講話いただきました。
参加できなかった会員様、入会を検討している未会員様に講話内容を通し倫理の良さを少しでも伝わればと思い、本日の講話内容振り返りと私の所感を添えた形でお伝えします。

 

 

本日は講話前に会員スピーチがありました。本日のスピーチ者はシルバースプーン、マスター板垣次英様です。昨年度の浅倉前会長と齋藤繁喜前専任幹事からお誘いを受け2024年5月に入会。今月で丸1年になる。蔵王半郷生まれで3人兄弟の次男。一度は家業を継いだが兄が戻り継ぐことで自由の身に。自分のやりたいことをしながら、また多くの人から支えられ生きていた40代後半に運命的なご縁で、全オーナーから引き継ぐ形で歌える店パブ・シルバースプーンをオープン。コロナ禍を乗り切り、たくさんのファン・お客様のおかげで好調に営業できている。一時は食道ガンで死にかけたが、残りの人生は体が動くうちは多くの人に支えられてきた分、お返ししていきたい。羽陽ライオンズクラブの会長でもある。

 

 

宇都方面長の講話
昨年8月より北海道・東北方面の方面長となる。千葉県出身、昭和49年8月生まれ。10人兄弟の長男で2番目。父は倫理名誉研究員だった。母も倫理に携わり一家全員が倫理の中で育った。方面長は2004年4月に倫理研究所に入所、2年間の研修を経て教育局教務部に配属から実務をスタート。その後、首都圏方面研究員、東海・北陸方面副方面長、近畿方面副方面長、九州沖縄方面副方面長、首都圏方面副方面長、2024年8月より北海道・東北方面方面長、現在に至る。

 

節目の中国の格言で、10年偉大なり、20年畏るべし、30年歴史になる、50年神の如し
というのがある。倫理もまたそうであると感じる。
良い共同体(会・コミュニティ)とは。
・明朗…雰囲気があり
・愛和…結束力があり
・喜働…活動成果を出す
明朗は「人は鏡」のように、自分が明るくしないと周りも明るくならない。
愛和は和する心を持つ。
喜働は何でもよいから成功体験を積み、取り組みを経て成果に結びつく。
こういう三位一体の教えが倫理の元。
また、万人幸福の栞の読み方として、
・先入観を捨てる→リセットして向き合う、正対する
・今、ここ→一期一会、ときめく純な気持ち
・実践と結びつける→日常の小さな取り組みを大事に(物を大事に・お金を大事にする等)
このような心持ちで読むことが大事である。
方面長も以前はつい物を足で扱うことがあった。それを見ていた子供が同じことをする。その姿を見て注意しても「パパがやっているから」と一言。返す言葉が無い=「人は鏡」である。物をぞんざいに扱う=人のこともぞんざいに扱ってしまう。

 

 

 

タイトル「まず自分から」としたのは自身の2年間の研修で学んだこと。研修場所は富士高原研修所。自身の変に凝り固まった価値観を正してくれた2年間だった。イメージとしては学校そのもので実践の授業。校長が丸本先生、昭和の怖い先生というイメージ。断食、武道の他いろんな非日常を味わったが、中でも中国内モンゴル自治区砂漠での研修。地球倫理の一環でポプラを植えることを中心とした1ヶ月半の研修が忘れられない。丸本先生から行ってこいの一言で言ってきた。
その後、・気づく人になりなさい・気づかない人は気づかれない人・八方に気を配ることを教えられ、「まず自分から」実践・行動(率先垂範)する言葉を恩師からもらった。

 

倫理は行動で示していく。子供のころから祖父母に10人兄弟のうち3人が抜擢され毎朝早朝勉強をしていた。長男だった方面長はほぼ毎日指名された。大家族故貧しかったので新聞配達をし、高校時代から家に3万円を入れて生活した。裏では母がいつも泣いていた。が、子供たちの前ではひまわりのような母だった。
心の成長のため苦難福門がある。人には人の悩みや課題がある。まずそれに気づく人になることが大事。倫理を学ぶ人は、偉大なおせっかい者になってもらいたい。それは責め心なく気づいたことを教えること。
「他人に求めるよりもまずは自分からやる」という教えは、生活を改善する実践の要諦(かなめ)の一つである。多くの人はその逆をやっているからだ。ことに面倒なことは手を抜く、という怠惰の習慣が身に着いた現代人は、なかなか自分から動こうとしない。
しかし、すべては自分の心しだいである。

 


 

板垣次英氏の会員スピーチを聴いて
今あるのは支えてくれた多くの人々のおかげです。という言葉が多く聞けたスピーチでした。
多くの「ご縁」を大事にし、終の仕事としてシルバースプーンをオープンして10年。その中で食道がんを経験しながらも前向きに生き、今では経営状況も良いとのこと。お話していても非常に柔らかい口調で低姿勢。多くの人に恩返ししたいという優しい人柄が伝わりました。
ありがとうございました。

 

宇都方面長の講話を聴いて
昭和49年8月生まれ、私と同級生だとわかりました。それで10人兄弟、聞いただけでびっくりしました。朝食会で聞いたのですが高2、小5、小2の子供3人のパパ。自身が倫理で育ってきたが今の家の中はなかなか…苦笑
研究員として主となる業務は大きく分けて①講話②執筆③指導であることを知りました。
研修期間の中、3ヵ月で栞を覚え発する言葉の端々に栞の一節に照らし合わせ、昨日の基礎講座も含め、普段聞けない倫理の本質の深いところを教えていただいたと感じました。
昭和世代の我々が今後令和の時代に仕事を続ける中でも、倫理の教えは基となることと思っています。仕事も大事ですが、人類最小コミュニティの家族にも同じように基を大事にして生活していこうと改めて感じました。

 

板垣次英氏、宇都方面長 本日は貴重なスピーチ・ご講話をありがとうございました。

 

それでは皆さん、今年1年と本日も彩りのある1日にしてまいりましょう!

本日のモーニングセミナー参加人数:32名

 

次回のご案内
4月24日(木) 6:30~  山形国際ホテル6階
講師:やまがたぐらし 編集長 岩田尚子氏
テーマ:実践が生む結びつきと彩りのある毎日~地域メディアを通じて~

 

本ブログの講話内容記載で誤り等がある場合は、HPお問い合わせ又は事務局

ycrinri@gmail.comまでお申し出ください。

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