会長ブログ

2025.03.14

2025年3月13日モーニングセミナー

第677回 経営者モーニングセミナー
講師:山菜里有限会社 ZAOBREWERY 代表取締役社長 海谷康裕氏
テーマ:想い~山形・蔵王の活性化を目指して~

 

 

ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
本日のモーニングセミナーは山里菜有限会社 代表取締役社長 海谷康裕氏よりご講話いただきました。
参加できなかった会員様、入会を検討している未会員様に講話内容を通し倫理の良さを少しでも伝わればと思い、本日の講話内容振り返りと私の所感を添えた形でお伝えします。

 

 

1982年9月13日山形市生まれで42歳。妻と2人の娘の父として日々奮闘中。日本大学山形高等学校卒業後、県内食品メーカーで営業、2006年に家業の山里菜(有)へ入社。2014年に専務取締役、2018年に代表取締役社長就任。
当会の浅倉啓一副会長の紹介で講話する機会を得ました。

 

 

会社は1997年(平成9年)父が創業。食品卸業が生業。創業より28年の2022年3月12日山形市初クラフトビール事業を開始した。本来はもう少し早く始めたかったが初の事業で許認可の取得に約2年かかってしまった…。オープンが3月12日、本日の講話3月13日、ご縁を感じた。今年の3月8日、オープン3周年イベントをこの国際ホテルで開催した。イベントを開催できて、たくさんのお声がけをもらい更に身が引き締まる思い。

 

自身は蔵王生まれ蔵王育ち。幼少期は堀田に住んでいて地域が大変にぎわっていた。蔵王の温泉街も活気があった。だが蔵王の人気が低下し、更にコロナ禍のダメージを受けた現状を見て、最近になりインバウンドで少しは賑わいを戻しつつあるが、なんとかこの地域の力になれないかと考えた。
母校の児童数は当時の1/3以下となり、地域人口が大きく減っている。もともと食品卸業が中心だったが売上の減少、他できるものはないかと必死に考え葛藤の日々。ここ蔵王で何ができるかの答えがクラフトビールだった。
そして山里菜が蔵王のためにできることが7つ頭に浮かんだ。

① これまでにない新しいモノ・コトで蔵王に魅力を発信していく
② 蔵王全体に再び活気をとりもどす
③ 蔵王に人を呼び込む
④ 新しい蔵王の名産品をつくる
⑤ 新しい蔵王の観光スポットをつくる
⑥ 雇用を創出する
⑦ 地域、地元に恩返しをする

特に①で
蔵王の大自然が育んだ湧き水×魅力あるモノ・コト=多様性をいかしたここでしかつくれないオンリーワンのクラフトビールが誕生した。

山里菜、私たちのビジョンは4つのことを大事にしている。

① 地域活性化 ②観光振興 ③雇用創出 ④伝統と革新

地元の農家から直接材料を仕入れ、地元の旅館やレストランと連携し、お祭りやマルシェなど地域イベントに積極的に参加し地域の方々との交流を大切にします。

クラフトビール事業の挑戦には4つの壁が現れた。

① 許認可の壁 ②製造技術習得の壁 ③資金調達の壁 ④飲食業初挑戦の壁

蔵王の大鳥居下は場所としてわかりやすいが、市街化調整区域だったため許可を取るために、また製造免許を取るのに場所的要件もあり「ここから蔵王を発信したい」との想いを持ち続け約1年がかりで許可・認可をできた。
専門技術がなくいろんな研修に応募したが受け入れしてもらえず。その時、栃木マイクロブルワリーの第一人者横須賀さんと出会い、頼み込んで学ぶ機会を得た。初めて会った時「蔵王でやる人を待っていた」と言ってもらえ2か月間、その後、新潟の月岡ブルワリーで実践的な研修を1か月、共に1からみっちり研修ができ終了証がもらえた。
資金は事業再構築補助金にチャレンジし無事採択。追加投資の必要も金融機関の援助もありクリア。またクラウドファンディングで520万円を超える支援がありとても励みになった。場所の問題で山形市から出された条件をこなしようやく許可が下りた。

 

マーケティングはとても大切と思う。大手と戦うことはせず、地域資源を生かし貢献すること。表面だけでなく深くお客様を理解しようと取り組んでいる。その結果がブランド化につながると考えている。山形のビールと言ったらZAOBREWERYというブランド認識を構築する。

 

 

ビジョンマップはスタッフみんなで作った。なぜ全員で?から説明=自分事としてやろう。
チームでやろう、責任を持ってやろう、との想いを持ちミッション・ビジョン・バリューを大事にしていきたい。「蔵王を熱くしたい」これはスタッフの総意。

クラフトビールの品評会で2つの金賞、2つの銀賞、1つの銅賞を獲得することができた。次はコラボによるシナジー効果を狙う。企業間で手を取って互いにウィンウィンを目指すが条件として自社より大きい企業とのコラボと考えている。モンテディオ山形渡邉晋監督監修のススムエール等。ビールが飲めない子供たちにはサッカーボールを寄付している。
これからは販路拡大、醸造所の拡充、新商品開発、地域ブランド化を掲げチャレンジを続ける。

 

 

 

講話を聴いて。
はじめの挨拶では内容がふさわしいかどうかわからないと海谷社長は謙遜してましたが、いろんな壁・苦難を乗り越えてクラフトビールを誕生させたヒストリーをわかりやすく語っていただきました。日大山形高校のサッカー部出身と聞いて、想いを貫く姿勢と気持ちはそこで培ったものなんだなと感じました。そして、マーケティングの目線もしっかりしており今という足元を確認し、将来へ向けたビジョンを社内に浸透させチームで取り組む姿は非常に勉強になりました。準備してきたスライドの数を見て、様々な思いを伝えたい気持ちが伝わりました。時間の関係上、多くを割愛しご本人はちゃんと伝わったか心配する言葉が出ましたが、ちゃんと伝わりました!
朝食会では、お話に感動したという感想が多くご本人も安心されてました。
そしてなんと海谷社長からご入会頂きました!朝食会場が拍手喝采!
ぜひ会社社長には県内16の全単会で講話をしてもらいたいものです。
まだ42歳、どこまでZAOBREWERYさんが活躍の場を広げるのか当会の同世代には興味津々だと思います。今後のご活躍を心から祈念しております。

海谷康裕社長、本日は貴重なご講話ありがとうございました。

 

 

それでは皆さん、今年1年と本日も彩りのある1日にしてまいりましょう!

本日の参加人数:モーニングセミナー朝礼19名  モーニングセミナー42名
次週3月20日は休会

次回のご案内
3月27日(木) 6:30~  山形国際ホテル6階
講師:一般社団法人倫理研究所 法人局 法人スーパーバイザー ㈱筑波物流 取締役副会長 林稔氏
テーマ:全て喜んで受けきる!!

 

本ブログの講話内容記載で誤り等がある場合は、HPお問い合わせ又は事務局

ycrinri@gmail.comまでお申し出ください。

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