会長ブログ

2025.03.01

2025年2月27日モーニングセミナー

第675回 経営者モーニングセミナー
講師:山形市中央倫理法人会 会員
夢成株式会社 丹野勝次氏 松本一弥氏
テーマ:倫理を学んで得たもの

 

 

ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
本日のモーニングセミナーは当会会員であります、夢成㈱の丹野勝次さんと松本一弥さんよりご講話いただきました。
参加できなかった会員様、入会を検討している未会員様に講話内容を通し倫理の良さを少しでも伝わればと思い、本日の講話内容振り返りと私の所感を添えた形でお伝えします。

 

 

松本一弥さん

同企業の上司、菊池勇棋幹事と共に毎週木曜日AM4時30分に近くのセブンイレブンで待ち合わせし相乗りでモーニングセミナー朝礼より参加している。上山からなのでガソリン代として菊池氏より卵サンドとコーヒーを毎回買ってもらってます。この倫理法人会ではたくさんの学びをもらっている。以前の職はトラックドライバーだった。当時は主に人間関係で大いに悩んでいたところ、たまたましゃぶしゃぶ温野菜(夢成㈱運営)に行く機会がありました。そこで見て感じたお店の活気に衝撃を受け自分もこの中で働きたいとの衝動から、「無給で良いので皿洗いをさせてくださいと」自ら申し込み毎日通い始めた。そこでは、トラックドライバー業務とは違い、お店の仲間から「まっちゃんありがとう」「まっちゃんが食器洗いをしてくれて助かった」等の多くの言葉をもらいとても嬉しく、とても感動した。

そんな日を過ごしていたある日、ラーメン屋の前で菊池氏より正社員としてオファーを受け、是非やらせてくださいとの返事をし今から約10年前の2014年に入社することができた。

お店ではお客様の誕生日会を祝うセレモニーがあり、年々その数と共に来店者も増えお誕生日セレモニーも400回を超えました。
しかし、コロナにより状況は一変。特にしゃぶしゃぶという皆が1つの鍋で箸をつつき合うこと自体が大バッシングを受け来店者ゼロの日々となった。なんのために営業しているのかと暗い毎日。菊池氏も本部の郡山で事業の再構築に向け単身赴任生活が続いた。ほどなくしてしゃぶしゃぶ温野菜山形は10年の幕を閉じ介護の業界へ転向。自身、介護未経験で不安があったがこの夢成㈱でずっと働きたい気持ちは変わらなかった。そんな中、菊池氏から「まっちゃんにぴったりな事業を考えた」と言われ現在の「孫世代の助っ人便利屋 助の助」を開始。地域の便利屋として始めるにあたり、まずは他社で勉強するため履歴書作成から始め、他社で働きながら便利屋のノウハウを勉強した。

草刈り・引っ越し・ハウスクリーニングやエアコンクリーニングなど多くを学ばせてもらいながら感じたことは、夢成㈱の理念「思いやり溢れる社会の実現」にぴったりだと言いうこと。この事業はゼロからのスタート、ゼロから1にすることはこんなに大変なんだと実感。だが動き出したからにはインプットと同じくアウトプットをして地域の方に知ってもらう必要がある。初めての地域の仕事は庭仕事。専用の道具など何もない状況で始めたが作業終了後にお客様から「ありがとう」と言ってもらえて感動を思い出した。その後もやったことない仕事ばかり、特に網戸貼替などは簡単に考えていたところそうではない事実に焦りに焦りながら事なきを得たことも。
そんな日々でも一生懸命目の前の仕事に向き合っていることで、仕事が増え、道具が増え、軽トラまで買うことができている。今では郡山の庭球場の草刈り業務を受注できるまでになった。

 

苦難は幸福の門と感じている。モーニングセミナーで学んでいる1つ1つが私の人生を豊かにしてくれていると感じる。
「挑戦の先には成功か学びしかない、失敗は何もしなかったこと」など自身の中にある信念を持ち続け今後も全力で挑戦をしていこうと思う。

 

 

丹野勝次さん

上山にあるコンパスウォーク上山石崎店に勤務。生まれは中山町、長谷川家の次男として誕生。もともと介護業界で働いており28歳で結婚を機に、将来を考えたときに「このままの人生で良いのか」との認識が生まれ7年勤めた会社をノープランで辞めた。その後は別職もしながらいたが当時、しゃぶしゃぶ温野菜嶋店でアルバイトしていた妻から、駅前店の紹介を受け、その時は何でもいいから働きたいと思っていたのでダブルワークの一つとして食器洗いから採用してもらった。その時はその場しのぎにしか思ってなかったが周りを見ていると明るい職場だと思っていた。その際、松本さんや当時の仲間の多くが自分を必要としてくれていることに嬉しさを感じていた。そんな中、菊池氏よりこのまま続けてくれないか(後に正社員になれた)との声をかけてもらったことで今講話をすることができている。バイト期間中お店内での配置転換で慣れないことに日々パニックになりながらも必死になり我慢することを心に決めた。周りから感謝の言葉をかけられるようになりながらも迷惑をかけていることで周りに申し訳なさが残っていたころ、鈴木社長から「頑張っている話を聞いているよ」とアルバイトの私にまで声をかけてもらったことに感激し頑張る気持ちが一層強くなった。

そのころ東根の介護施設に勤務していたが夜勤明けの帰り道、車で追突事故を起こしてしまった。周りに多大な迷惑をかけ妻と相談し、アルバイトではあるもののしゃぶしゃぶ温野菜一本でやっていくことを決めた。理由はここで働くと笑顔になれるから。

時に店長の代わりとしてクレーム対応したり様々なことをやっていた。一生懸命していたが退職者が相次いだため悔しかった。その際、場を引き締めるため自身がヒール役を願い出て仲間と協力して前向きにやろうと実践した。
そんな中、妻が双子の妊娠がわかり無事誕生。今度は子育ても介入する必要があるためアルバイトをやめ山形市の介護施設に3年ほど就職し、妻の両親と同居をするため家族と相談してリフォーム代を稼ぐため、しゃぶしゃぶ温野菜へ再度アルバイト採用してもらった。

 

菊池氏より社業としてデイサービスを始める話を聞き面談することに。その後、会社から「あなたが必要だ」との熱意をいただきましたが妻と相談+妻も含めての3者面談をしてもらい納得の上、約3年前に入社、コンパスウォークで働き始めることができた。業務開始直後は利用者ゼロだった。毎日毎日店舗前の駐車場のごみ拾いをし、冬は雪かきは欠かさない。

地域に根差した今もそれは変わらない。
倫理を学ぶ中で、時折妻に対し上から目線での発言になっていることがあった。だが夫婦は対鏡と知り同じ目線で話をする意識を持った。常々感謝の気持ちを持ち続ける必要がある。

現在は主任だが今後はもっと上を目指すため倫理の学びを実践し、家族、会社、自身の成長につなげていきたい。

 

 

 

講話を聴いて。
いつもお二人は役員集合時間AM5時30分には会場に入り、役員同様モーニングセミナー準備を進んで取り組んでくれている姿に敬意を表しております。そして普段は仕事着での参加ですが本日はスーツにネクタイ姿、非常に凛々しい姿を見ることができました。初講話ということで相当な緊張があったとお見受けできましたが、一言一言しっかりと大きい声で発声し特に松本さんは途中、熱が入りすぎて泣いてしまうんではないかと思わせられドキドキしてました。お二人に共通することは自社、夢成さんの企業理念に惚れこみ、未開拓事業の光を見出し、それに向かってひたすら実践の毎日。なかなかその光が大きくならない中でもあきらめずに耐え、小さな成功を1つ1つ積み上げていき自信に変えていった結果今日につながったのだろうと思います。その人間性を見抜き育ててきた菊池勇棋幹事にも敬意を表したいと思います。
「挑戦の先には成功か学びしかない、失敗は何もしなかったこと」
この言葉は私も菊池氏から教えてもらい一生大切にしている言葉です。

本日のお2人の姿を見て、聞いて私が非常に勉強になりましたし、そう思った経営者さんは多いはず。朝食会では緊張から解放され終始にこやか。最後の感想でも人としての成長を今後も続けていきたいとのこと。本日の講話の経験を人生のステップにして更なる飛躍と企業発展を祈念申し上げます。

丹野勝次さん、松本一弥さん本日は貴重なご講話ありがとうございました。

 

 

それでは皆さん、今年1年と本日も彩りのある1日にしてまいりましょう!

本日の参加人数:モーニングセミナー朝礼17名  モーニングセミナー37名
次回のご案内
3月6日(木) 6:30~  山形国際ホテル6階
講師:南陽市倫理法人会 会員 ㈱武蔵屋 取締役副社長 柘植大輔氏
テーマ:私の仕事と彩りのある毎日を過ごすために実践していること

 

本ブログの講話内容記載で誤り等がある場合は、HPお問い合わせ又は事務局

ycrinri@gmail.comまでお申し出ください。

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