会長ブログ

2024.12.10

2024年12月5日モーニングセミナー

第664回 経営者モーニングセミナー

キャリエール   ミッケ

講師:carriere×mikke!

代表 浅野えみ氏

テーマ:昭和世代が知りたい「令和山形若者1000人の声」

 

皆さん、こんにちは!今回の会長ブログは、大江会長が欠席でしたので、浅倉が代理で発信させて頂きます。

 

浅野氏は山形県内の大学・企業・行政機関でのカウンセリングをはじめ、就職対策講座、高校生のキャリア教育、探求学習支援を行うほか、契約企業の採用・教育顧問として従事。就職から定着まで、主に「若者や女性のはたらく」に関わりキャリア一筋24年の経験の持ち主。これまでの相談件数はなんと2万人以上!

 

「皆さん、おはようございます!」という元気で明るい浅野氏の挨拶で講話はスタートしました。

 

「子供たちに関わる現場で感じるのは明らかに子供の数が減ってきており、学校でも定員割れをしているのが現実です」と浅野氏。これから益々企業側の採用が難しくなるお話に会場は緊張感に包まれました。

 

また、Z世代の7つの特徴についてお話を頂きました。

 

1996年から2010年生まれの10代から20代の若者のことをいい、特徴としては、

1.生まれた時からインターネットやパソコンが身近にあり、

2.なんでも検索し情報をキャッチ、インターネット情報を理解し、適切に判断できる能力が高い、

3.グローバル感覚や社会課題への関心が優れている、

4.多様性を理解・尊重、

5.現実的な経済感覚をもっている、

6.仲間との調和 連帯感・空気を読む、争わない、

7.自分らしさを大切にしている、

以上がZ世代の特徴と言えるとのことです。

 

 

また、大切な学生時代をコロナ禍でマスクをかけ、リモート授業の体験もあり、コミュニケーション能力が弱いのも特徴。そのため「Z世代の若者には質問をするときは、8秒間位沈黙を待ってもらえれば、本人の口から答えが出ますので待ってほしいです。」とおっしゃっていました。そして大事なポイントは問い詰めないで沈黙を大事にすることだそうです。

 

確かに、自分の息子もZ世代にあたるが、そういう所があるなと思いました。私の子供時代には挨拶は大切と教育された世代です。倫理法人会でも「返事は好意のバロメーター、打てば響く「ハイ」の一言」と学んでいます。

 

仕事をしていて、相手とのコミュニケーションのなかで「ハイ」の返事はとても重要なのは言うまでもありません。が、Z世代の背景を理解しながら若者に伝えていかなければということを率直に感じました。

 

また、今の学生の必須は年間休日120日が基準だとか。そして、残業はいいけど休日出勤をすごく嫌がります。とのことで、弊社の現状とのギャップに愕然としてしまいましたが、浅野氏より、「ある企業さんでは、今は年間休日が○○日だが、年1日ずつ増やせるよう企業努力をしています。とおっしゃった社長さんには学生さんからは好印象でした」また、若手が言われて嬉しかった言葉が「大丈夫だからやってみろ!責任は俺がとる」「壊したのは仕方がない。お前が壊れるな」「(具体的なこと)○○〇が良かったよ!」「いつでも声をかけてね」「どう?」と沈黙を待ってくれる。「会社の機械を壊してしまった時に先輩がお前が壊れなくてよかったと言ってくれた時にこの会社で一生働こうと思った」との言葉が印象的でした。

 

 

倫理法人会では「心の経営」「共尊共生の精神」の大切さを言われますが、経営者が実際に言葉や態度で社員さんに伝わっているかというと、私はまだ自信をもって言えるところではないなと反省しました。「やはり日々の実践が大切。」そう強く思い清々しい気持ちでの朝のスタートを切ることができました。本日のモーニングセミナーもブログでは伝えきれない沢山の学びがありました。講師の浅野えみ氏に心より御礼申し上げます。

 

それでは皆さん、本日も彩りのある1日にしてまいりましょう!

 

 

次週のご案内

12月12日(木) 630~  山形国際ホテル6

講師:山形県倫理法人会 朝礼委員長 (株)FPパートナー 丸山 昴氏

テーマ:夫婦愛和

本ブログの講話内容記載で誤り等がある場合は、HPお問い合わせ又は事務局

ycrinri@gmail.comまでお申し出ください。

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