2024.09.12
2024年9月12日モーニングセミナー
2024年9月12日
第652回 経営者モーニングセミナー
講師:山形県倫理法人会 令和7年度 会長
小松建設(株) 代表取締役会長 小松幸弘氏
テーマ:笑顔で 元気に 楽しく パート2
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
本日は山形県倫理法人会 小松幸弘会長の講話でした。
参加できなかった会員様のため、講話内容を要約した形で内容をお伝えします。
昨年度から県会長職をスタート、今月から2年目突入です。
冒頭に、昨年度の県広報誌、年度最後の発行がかなわなかったことの謝罪から始まりました。
小松会長は、山形市中央の単会設立時は事務長という立場で「お金が無かった…つらかった…」と振り返り、現在も続く当会会報誌「北極星」の表題は、設立時の布施富將初代会長が書いたもので、14年目を迎えた今もその精神を受け継いでいること、併せて当時の設立時の奮闘を語っていただきました。
今年度は第一に、毎週のモーニングセミナーをより充実したものにしてもらいたい。
昨年、16単会中10単会が普及目標達成。当会が先頭になって県のリーダーシップを発揮してもらいたい。モーニングセミナーに来場の会員は倫理の良さに気が付いてる人、もっとこの良さに気づいてもらいたい。他にも、年寄りは自分の考えを押し付けるところがある、若い考えを多く取り入れることも大事と。
自身の生い立ちにも触れ、父は富山県の薬売りの商人、母は福島県首長の娘。2人兄弟、中山町で生まれる。県職員6年勤め家業を継ぐも、その後、社長の父とは険悪の仲に。自身33歳の時、母がガンで他界。その際「本家(兄)を立てろ、本家が栄えなければ分家も栄えない」の遺言のもと奮闘。
35歳で社長交代。が、しかし、交代したのは番頭さんだった。会社貢献では評価してもらえたものの、「お前には感謝の心が無い。自分のことばかり…」との理由。
これをきっかけに猛烈な自己革新を経て、40歳で晴れて社長就任。その際、父は晴れ晴れした表情だった。10月に23回忌がある。しっかりお参りしたい。
人には恩を感じ、恩を返したい。
かつて熊本で講話した際、見ず知らずの商人夫人会員からたくさんのからしレンコンのお土産をもらい、その理由を聞いた。夫人は、以前、山形大沼本店の出張催事中、急に具合が悪くなったところ、見知らぬ山形の方に病院やお世話をしてもらった。その山形の誰かの恩を私に返してくれたのだ。
また、建設業界において、はじめは仲間に入れてもらえなかった。だが、実践を続けていくうちに協力者が増え、念願の共同体事業を実現。今も存続している会社だ、恩を返していきたい。
「我利我利(ガリガリ)を捨てる」「大物にぶつかれ、負けても負けてもぶつかれ」
この言葉を大切にしてこれからも進んでいきたい。
以上が要約です。
小松会長が、自身の経験を通じて得た教訓や感謝の気持ちを強く感じました。
人は生きているとどうしても自分本位な考えになります。「我利我利を捨てれるか」
「大物にぶつかって破裂しないか…」を、私自身に問いかける必要がありますね…
周囲の支えを得ながら、自身・会社が成長していく過程は多くの人の共感を呼ぶお話です。
感謝の心や恩を返すという価値観を見習い、私を含む当会会員さんにも柔軟なリーダーシップを発揮して、明るい未来を築いていただきたいと思います。
それでは本日も彩りのある1日にしてまいりましょう!
次週のご案内
9月19日(木) 6:30~ 山形国際ホテル6階
講師:一般社団法人 倫理研究所
研究員 勝又一真 氏
テーマ:つながる