会長ブログ

2024.04.26

新入社員に話す「仕事を通じて自分を大切にするということ」

I社長は、新入社員に必ず話すことの1つに「仕事を通じて自分を大切にするということ」があると話してくれました。

 

I社長はホワイトボードに陸上競技のトラックの絵を描き、一番内側が1コース、外側に向かって2コースから4コースまで線を4本書いて言いました。

「1から4コースのコースのうち1つのコースを選んで決めて下さい。決めたコースは毎日1周走るとします。1コースは内側なので一番走る距離は短いです。あなたはどのコースを選びますか?」

と新入社員に聞くと多くの新入社員は1から3コースを選びます。
そこでI社長は言うそうです。

「スタートは皆一緒でも、途中での努力や経験の違いで人の成長は変わります。1日1日の差は少しでも、毎日10年間続けた時、4コースを走り続けた人は課長や部長になっていることでしょう。努力は結果的に自分に必ずかえって来ます。」
と。

倫理法人会では「苦難福門」との言葉があり、苦難は幸福に入る狭い門です。
また、仕事の努力は、自分の成長となり社会への恩返しとなります。自分を活かす事が自分を大切にする事に繋がっていくとI社長が新入社員に伝えていることを教えて頂きました。

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