2023.05.31
14-1. 元保護犬クリ
「動物は人の心を癒してくれる」
以前モーニングセミナーで講師を務めていただいたアニマルセラピー西川さんがお話くださった言葉です。
私の母も愛犬に心を癒されているひとりです。
5年前に父が他界して半年ほど経った頃、「一人でいると寂しいから犬を飼いたいと思う」と母から相談を受けました。
その時、私は倫理法人会で繋がった保護犬に詳しい方を思い出しました。
私「保護犬を飼うことはどう?」 母「保護犬?とってもいいね!」
非常に乗り気で、早速その方と連絡を取り譲渡会に行った母は瞳をキラキラさせて帰ってきました。
「飼いたいと思う子がいたの!」
母が譲渡会の会場に入るとすぐに1匹のトイプードルと目が合って運命を感じたそうです。
トイプードルの年齢をスタッフの方に尋ねると8歳とのこと。老いたもの同士、のんびり家族になれると確信。他の犬は見ずに譲渡トライアルを申し込んだと話してくれました。
トライアル終了後、家族となった犬は母が「クリ」と名付けました。「クリ」という名は昔飼っていた犬に今は亡き私の姉が付けた名です。母は「クリ」という名で呼ぶことで姉との記憶を今につなげたかったのだと思います。(14-2に続く)