2026.04.16
2026年4月16日モーニングセミナー
2026年4月16日
第731回 経営者モーニングセミナー
講師:山形市倫理法人会 専任幹事 ㈱アサヒマーケティング 常務取締役 丸子芳史氏
テーマ:「倫理の実践と自己改革」
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
本日のモーニングセミナーは、山形市倫理法人会の丸子芳史専任幹事よりご講話いただきました。
参加できなかった会員様、入会を検討している未会員様に講話内容を通し倫理の魅力を少しでも感じていただけたらと思い、私の耳で受けた講話内容と私の感想を添えた形でお伝えします。

プロフィール
経歴:2005年㈱アサヒ印刷入社 2016年㈱アサヒ印刷から㈱アサヒマーケティングに社名変更
2020年㈱アサヒマーケティング常務取締役拝命~現在
倫理歴:2011年山形市中央倫理法人会入会 広報委員長拝命、その他様々な委員長を歴任 2019年山形市倫理法人会に移籍 2023年度より専任幹事拝命~現在
自己紹介ですが、日本大学山形高校卒業、高校時代は三部秀一幹事が同級生。⇒日本大学短期大学文学科英文専攻卒業、2年間とにかく英語を習いました。⇒日本大学文理学部社会学科卒業、英語以外も勉強したくなり高倍率の入試を突破して入学⇒人材ベンチャー企業に入社⇒2005年12月にアサヒ印刷へ入社しました。
大学卒業当時、就職活動は氷河期で非常に困難でした。20社ほど受験しました。システムエンジニアの募集が多く、文系ながらプログラマーの試験も受けました。経験を重ねていくと筆記試験は通るようになりましたが、面接で落ちることが多かったです。渋谷のホームページ制作会社に飛び込みで雇ってほしいとお願いしたこともありましたが、「新卒は雇わないし、経験者しか取らない」と言われました。
その時、「経験があれば採用されるんだ!」と捉え、当時まだ珍しかったインターンシップを始めました。そのインターン先の企業に気に入ってもらい、そのまま入社することができました。その会社で一緒に働いていた仲間は、今では半分が海外で活動し、残り半分は起業しています。

2005年春に帰郷し、しばらくは何もせず家で過ごす日々でした。しかし、10月頃から無性に仕事がしたくなり、社会との断絶感に耐えられなくなりました。仕事を探す中で、アサヒ印刷がインターネット事業部を新設するために募集をかけているのを知りました。社長の話が面白く、印刷会社でありながら新しいことに挑戦する姿勢に惹かれ、入社を決めました。
現在、社名はアサヒマーケティングに変わっています。社名変更は2016年で、「アサヒブレイン」や「アサヒブランディング」といった候補もありましたが、重複や字画難で最終的に社長が提案した「アサヒマーケティング」に決まり、今年でちょうど10年になります。私は2020年に常務取締役に就任し、現在に至ります。
倫理との出会いは、入会していた山形市中央倫理法人会の三代目会長である松田浩さんからの誘いがきっかけでした。当時、私は東北消防設備さんと仕事をしており、毎週会うたびにモーニングセミナーに誘われました。朝が弱いことなどを理由に2度断りましたが、3度目の誘いで断りきれなくなり、岩見社長に相談したところ「参加して朝食を食べてきていい」と許可が出たため、軽い気持ちで参加しました。すると、いきなり広報委員長に任命されました。

それ以来、普及拡大委員会や研修委員会など様々な役職を経験し、何かしらの役員を務めさせてもらいました。2019年9月に、岩見社長が山形市倫理法人会の会長に就任する際、「手伝ってくれ」と頼まれ、山形市倫理法人会に移籍、役員活動をしました。岩見会長の任期が終わった頃からコロナ禍になった時期でした。そして2023年9月、天口会長から突如「一緒にコーヒーを飲みに行こう」と誘われそこで専任幹事をすることが決まりました。現在、天口会長は会長3年目となり、8月で会長任期も終わりますが、ここまで会長を支えられて良かったと感じています。倫理法人会の活動は素晴らしく、朝の会で100名や200名を集め、きらやか銀行や山形銀行の頭取といった方々にお話いただける機会はなかなかないと感じています。
倫理法人会に参加するようになったもう一つの理由は、当時抱えていた「採用と育成」に関する悩みでした。部下をつけて人を育てる立場になったのですが、採用した人が1年も持たずに次々と辞めていきました。今振り返ると、その原因は自分自身にあったと明確にわかります。前職が朝6時から深夜まで働くような超ブラック企業だったため、その価値観を「これくらいやらないと成長しない」と他人に強要する、まさしくブラック上司でした。
・教えもしないのに、なぜできないと詰める
・ブラックな働き方が染みついて、部下にも強要する
・成果が上がらないと、また詰める
・仕事ができないのは、その人の能力が低いから
・環境が悪い、会社が悪い、山形の人材は質が悪い
などなど、それを指導だと思ってました。当時の同僚からは「近寄るとナイフみたいに切られそうだった」と言われるほどとがっており、うまくいかない原因を環境や人のせいにしていました。その結果、誰もついてこなくなり多くの人材が離れていきました。
倫理を学ぶ中で、「万象我師(すべての原因は自分にある)」「苦難福門(苦難は幸福の門)」「鏡の法則(自分の態度は相手の態度)」といった重要な気づきを得ました。
・すべての原因は自分自身にある
・苦難は、与えられた課題(クリアは必須)
・自分の態度が、相手の態度
・なれあいではない優しさ、責め心のない厳しさ
・打つ手は無限
「打つ手は無限」と信じて人を信じること、思い続けることが物事を成し遂げる上で非常に重要です。自分ができると信じることで、可能性は開かれます。
このような学びを活かし、現在会社では様々な取り組みを行っています。
●離職率: 過去数年、新卒入社3年以内の離職率は0%を維持しています。
●朝礼: 「人は正しさに従うのではなく、楽しさに惹かれて動く」という考えのもと、役員朝礼や全社朝礼を盛り上げる工夫をしています。
●各種活動: 感謝を伝え合う「ありがとうカード」、生産性向上のための「頑張るタイム」、「ノー残業デー」などを実施しています。
●健康経営: 3年前から取り組み、2016年に健康経営優良法人「ブライト500」に認定されました。
●フューチャーミーティング: 毎年4月に[ビッグウィングの交流サロン]で経営方針の発表と優秀者表彰を行う社内イベントで、今年も無事終了しました。
様々な苦い経験と大きな気づきを倫理から学び、社員・仲間と一緒にこれからの山形の街を元気にすることを目指し、仕事と会社の双方をより良くしていきたいと考えています。
ご清聴ありがとうございました。
終
講話を聴いて
私が入会した13年前にはすでに当会役員で活躍されていた丸子さん。丸子さんと役員活動をしていく中でそこまでのブラック上司の影は見えませんでしたが、洞察力はすごいと当時から感じておりました。笑顔でも目が笑ってないというか…

とがっていた当時に岩見社長にたしなめられながら、そして倫理の学びを実践し多くの大事な気付きを得たことで今の丸子さんがつくられたのでしょう。環境や人のせいにしていた頃のお話しはまさに私の30代の頃の姿とぴったり合致し、当時の自分を戒める良い機会になりました。倫理を学び今の生き方、仕事への向き合い方に変化・進化し進歩し続けている丸子さん。特に原因は自分にある!ということが強く印象に残りました。会社を経営していくうえで悩み事は避けて通れないこと、その原因は自分ですよと私自身も心に留め今日からまた、前に進んでいこうと元気をもらえました。
丸子専任幹事、本日は貴重なご講話ありがとうございました。
それでは皆さん、本日も彩りのある1日にしてまいりましょう!
本日のモーニングセミナー参加人数:26名
次回のご案内
4月23日(木) 6:30~ 山形国際ホテル6階
講師:山形市中央倫理法人会 会員 ㈱半澤鶏卵 代表取締役 半澤清彦氏
テーマ:生き残りをかけた6次産業化への挑戦
本ブログの講話内容記載で誤り等がある場合は、HPお問い合わせ又は事務局
ycrinri@gmail.comまでお申し出ください。

