2025.04.05
2025年4月3日モーニングセミナー
第679回 経営者モーニングセミナー
講師:江俣ささはら歯科クリニック 院長 笹原将則氏
テーマ:口腔機能に目を向けてみよう
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
本日のモーニングセミナーは、江俣ささはら歯科クリニック 院長 笹原将則氏をお迎えしご講話いただきました。参加できなかった会員様、入会を検討している未会員様に講話内容を通し倫理の良さを少しでも伝わればと思い、本日の講話内容振り返りと私の所感を添えた形でお伝えします。
昭和54年1月6日生まれ 46歳、奥様と7歳の息子さんの3人、犬2頭と共に暮らしている。趣味はバイク、スケボー、スノーボード、ゴルフ。
平成17年に岩手医科大学歯科部卒業後、盛岡市の小笠原歯科クリニックで4年、神の前歯科医院 小児歯科勤務を経て、平成22年12月1日山形市江俣で江俣ささはら歯科クリニック開業、そして2年前に、元いつもの場所江俣店跡地(山形市江俣3-18-21)へクリニックを新築し移転開業した。診療台を8台備え、歯科医師1名・歯科衛生士4名・歯科技工士1名・歯科助手4名の計10名体制で運営している。1日平均来院者約60名、85%が保険診療。
木曜日・日・祝日休診日。
本日は、口腔機能に目を向けてみようというテーマで歯科医師の立場から皆さんの健康維持に携われればと思いお話しします。
平成22年に旧店舗で開業してからは家族で入れる診察室にして、別室に設けたカウンセリング室ではお子さんが宿題をしていたりしていた。コロナ前はキッズイベントとして通ってくれている地域の子供たちに虫歯予防啓発イベントだったり、実際に治療器具を使った虫歯治療実習体験会を行ったりしていた。コロナ禍では中断したが、最近復活し活動している。
口腔機能低下症について
歯をできるだけ残したり咬めるように治療を行ったりすることはもちろん重要です。しかし、歯があり、咬むことことができても歯が担っているのは口腔機能の一部のため、舌や口唇など周辺組織の機能が低下していれば咬み砕いたり飲み込んだりすることが難しくなる場合があります。「健口」増進のためには口腔機能全体を診る目が重要。
健康と要介護の中間の状態をフレイルという。人は誰でも健康でいたいと思う。社会とのつながりが希薄、失うことがフレイルの最初の入り口となる。
社会とのつながり失う→生活範囲が狭くなる→心が狭くなる→お口を動かさなくなる→栄養が偏る→体に悪影響を及ぼすという具合をフレイルドミノといい、社会性の重要性を再認識すべきと思っている。
フレイル予防の3つの柱として、①口腔・栄養=食事、定期的な歯科受診 ②身体活動=たっぷり歩こう、ちょっと頑張って筋トレ ③社会参加=お友達と一緒にご飯を、前向きに社会参加を。この3つの柱を底上げして健康な日々を送りましょう。
日々の生活で、
・食べ物が口に残るようになった
・食べこぼしをするようになった
・物が飲み込みづらいと感じることがある
・食事中やお茶を飲むときにむせることがある
こんな症状がみられる場合は口腔機能低下が疑われます。
口腔機能低下症の7つの症状
口腔乾燥・口腔衛生状態不良(口腔環境)
低舌圧・咬合力低下・舌口唇運動機能低下(個別的機能)
嚥下機能低下・咀嚼機能低下(総合的機能)
セルフチェックとして口の機能検査をします。
① 舌の汚れ具合をみます
② 口の乾燥をはかります
③ 嚙む力をはかります
④ 舌や唇のうごきをみます
⑤ 舌の力をはかります
⑥ 嚙み砕く効率をはかります
⑦ 飲み込みに問題が無いか
これを全体評価し対策を講じていくことが大事。
舌ブラシでの舌清掃、口唇閉鎖訓練、パタカラ体操、早口言葉、ペコぱんだによる舌のトレーニング、下回し、頬の抵抗訓練、開口訓練、嚥下おでこ体操、咀嚼訓練、ブローイング等、様々な対応策がある。
まとめとなるが、すべての方がピンピンころりで人生を終えるわけではありません。何が何でも口腔機能の向上を目指すというキュアのスタンスではなく、患者の年代やライフステージを考慮し、少しでも長く口から食べられるようにケアを行い、サポートすることも私たちの大切な役割だと考えます。
終
この講話を聴いて。
笹原先生は3兄弟で父も歯科医師。将則先生が長男、2番目の弟さんは父と共に五十鈴で、3番目の弟は錦町で矯正歯科をそれぞれ経営されています。本日は大学の先輩や友達も聞きに来場し、見慣れた顔を見たら緊張がほぐれたと言っておりました。ご本人と2番目の弟さんは日大山形出身。卒業生が多いためいろんなつながりができているようです。ひと昔前は、虫歯にならないと歯医者行かない時代だったが、最近は予防の大事さが浸透しているためか8台の診療台のうち半分は定期検査やメンテナンスを占めるとのこと。お話を聞いて江俣ささはら歯科クリニックに定期検査に予約して行こうと決めました。また、口腔機能は体や心に直結するものと実感しました。最近、私の両親は食事の際むせる機会が増えたなと感じておりましたので、両親との会話の時間を増やし脳の活性化と口腔機能の活性化に役立てられればと感じました。
笹原先生、本日は貴重なご講話ありがとうございました。
それでは皆さん、今年1年と本日も彩りのある1日にしてまいりましょう!
本日のモーニングセミナー参加人数:42名
次回のご案内
4月10日(木) 6:30~ 山形国際ホテル6階
講師:㈱もっけだのフードサービス 代表取締役 齋藤晴紀氏
テーマ:起業10年の道のりと意志決定
本ブログの講話内容記載で誤り等がある場合は、HPお問い合わせ又は事務局
ycrinri@gmail.comまでお申し出ください。
