2026.03.27
2026年3月26日モーニングセミナー
2026年3月26日
第728回 経営者モーニングセミナー
山形市中央倫理法人会 会員スピーチリレー
講師①:会員 ㈱大場広告美術 代表取締役 大場康平氏
テーマ:「隗より始めよ」
講師②: 会員 ㈱セト藤 代表取締役 齋藤雅樹氏
テーマ: 過去は変えられる。
講師③: 会員企業 ㈱カキザキ 山形国際ホテル 営業部 沖津隆広氏
テーマ: 山形市中央倫理法人会のホテル担当として思うこと
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
本日のモーニングセミナーは、毎月恒例の当会3名による会員スピーチリレーとしてご講話をいただきました。参加できなかった会員様、入会を検討している未会員様に講話内容を通し倫理の魅力を少しでも感じていただけたらと思い、講話内容と私の感想を添えた形でお伝えします。
丹野勝次幹事がファシリテーターとして、1人8分間のスピーチと感想タイムという流れで進行してもらいました。

・大場康平氏
令和7年度 山形市中央倫理法人会 専任幹事
令和8年度 山形商工会議所青年部 会長
本日のテーマ「隗より始めよ」とは中国の歴史書「史記」にでてくる言葉です。大きなことを成し遂げたいなら身近なところから始めるべきであり、人を変える前にまず自分から変わるべきだという意味です。
昨年4月、専任幹事の時期に倫理指導を受けました。会社・家庭とも一見円滑だがそうではありませんでした。会社では女性社員から不満・要求が日々寄せられ、出社が怖いほど精神的に追い詰められていました。そのことで家庭でも妻との関係がギクシャクし、妻は自身の両親・兄弟とも不和でした。そんな日が続く重い空気の中、子どもが不登校に陥ってしまいました。倫理指導で「あなたは女性の敵だ」と指摘され内省しました。「まず社員の要求を受け止め、共有し、受け入れる」「家庭でも妻の不満を怒らず受け止める」との指導内容に当初は「心の伴わない形式的実践」だったため効果が出ず、会社も家庭も改善しませんでした。しかし子どもの不登校を機に、倫理指導内容を「心から」やり直すことを決意。「家族の話を聞く」「信じる」ことを徹底・心から実践。会合での飲酒を控え、早く帰宅し子どもと遊ぶ・一緒にお風呂に入る・一緒に寝る等の生活習慣を継続しました。女性社員は退職したものの、家庭は次第に明るくなり、子どもは徐々に通学を再開。先日、小学校の卒業式を迎え、教師・校長の温かい言葉に胸が熱くなりました。「変わるべきは社長=自分」と確信し、社員と正面から向き合うようになりました。

家族の団らん・近藤圭幹事の協力を得て社内の片付け・環境整備を社員全員で行い、職場の雰囲気は明るくなり笑顔が増えました。「人を変えようとしていたが、まず自分が変わるべきだった」と身近なことから変えていく重要性を知りました。

・齋藤雅樹氏
1986年生まれ 2012年入会 2017年「セト藤」代表取締役就任 2024年専任幹事拝命も左舌癌の診断を受け離脱
昨年10月にスピーチリレーが決まっていましたが左アキレス腱断裂で辞退せざるを得なく菊池副会長に代打をお願いしました。2024年11月、舌癌ステージ3と診断宣告されました。たまたま耳鼻咽喉科で治らない口内炎を相談したところ山形大学医学部病院受診を勧められ、とんでもなく痛い検体採取・CT・MRI検査をし、後日結果を聞き絶望。帰りの道中、歩きタバコの人を見て「なぜ俺が病気になるのか」と不平等を痛感しました。直ちに手術で舌の3分の1を切除。術後は「意外としゃべれる」と感じる場面もありましたが、3ヶ月後にリンパ節転移が判明し再手術。HCU(高度治療室)で痛みと不眠に苛まれ、その時ばかりは母親に弱音を吐いてしまいました。
2024年元旦、父が急性重症膵炎で生還するも自宅での飲酒を継続していました。父とは10年以上会話がなく、変化が無いため「自分の命の燃やし時」を自問しました。このまま達成感ないまま死ねないと焦りが出てお酒をやめました。飲酒に奪われていた時間を取り戻し、命の使い方を改める意思を固めました。
あるラジオで「事実は一つ、解釈は無数」という言葉に強く共鳴しました。がんという事実は変えられませんが、解釈しだいで人生をプラスへ転じることができると認識しました。

自分の苦しみは誰かの目標や希望になるかもしれない、まさに栞の「希望は心の太陽である」。母との対話で、父との家庭事情も「この状況のおかげで自分が成長できた」と認識することができた。「解釈の違いで過去は変えられる」ということに気づけました。皆さんも各自の受け取り方ひとつ、解釈の仕方一つで何か心に残ればと願います。

・沖津隆広氏
1978年9月生まれの47歳 寒河江市生まれ山形市在住 妻・子供2人の4人暮らし
2013年山形国際ホテル入社営業部配属13年目 2025年4月から営業部次長職(現在)
普段はモーニングセミナー音響担当として脇から全体を見てきました。本日は社員の視点・現場目線でお話しします。
子どもが2人おります。学校の部活動・吹奏楽部で厳しい言葉を受け、2〜3日不登校になることがあります。その時、娘には「先生が何か言っているな・・・くらいに思っておけばいい」と聞き流すよう伝えてはいるものの、私も会社に行きたくない日があります。それでも子どもの前では元気に「行ってきます」「ただいま」と明るく接する姿を見せ、社会性を伝えるようにしております。
本日はリハーサルから役員朝礼まではじめて参加したことで、今までの脇からの視点と正面の緊張は全く異なり、返事の重みを「3倍増し」に感じました。1ヶ月ほど前に布施相談役からスピーチ依頼を受けました。最初はたじろぐも「ハイかイエスしかない」と腹をくくり引き受けました。今日初めて「万人幸福のしおり」を輪読し、その通りだと思いここは自己啓発の場なのだと実感しました。

最近は10歳~20歳下の若い世代とのジェネレーションギャップに悩み、「どうしたらいいか」と感じています。特に先日の大江会長の「先が見えない日々でも頑張る」という言葉が心に響き、経営者に相談したい気持ちが湧いております。でん六の鈴木隆一社長の講話の言葉から「夜にくよくよ悩まず、朝のひらめきを大切にする」ことを実践しいています。やれる限り精一杯続けていきたい。

会員スピーチリレーを聞いて

大場さんは私が紹介し入会されました。昨年度までは専任幹事として毎日倫理活動の中枢として運営を担ってくれました。本業が相当忙しい中でも努めて明るく振舞っていた陰にこのような事実と向き合っていたことに驚きました。栞にある「子は親の心を実演する名優である」ことが重なりました。倫理指導後の改善の甘さに気づき、本気で向き合ったことが功を奏して現在に繋がったストーリーは参加者にもしっかり響いたことでしょう。その後、社内改善・環境整備を経て変わるのは自分だということに気づいたことは倫理を学ぶ仲間として感銘を受けました。いつもにこやかで動き続ける大場さん、来年度は商工会議所青年部会長をされます。更なる飛躍をご祈念申し上げます。そして更に大きくなって役員へ戻ってきてください。大場さん、ありがとうございました。

齋藤雅樹さん
1年半前、私が会長1年目就任時に専任幹事を快諾してくれた嬉しさは今でも忘れておりません。ですがその3か月後、舌癌の罹患という青天の霹靂でした。転移もあり、そして昨年はアキレス腱断裂。なかなかハードな1年半でしたね。病気の際、お母さんに弱音を吐けたことで張り詰めた気持ちがだいぶ落ち着いたのではと思います。お父さんのことも決して責めることなく自分は何ができるのか・する必要があるのかを正対し自分の運命にいろんな思いを抱えネガティブな心をいろんな経験を経て正常化し今日ここで話せたことでさらに一歩前進できたのではないかと感じます。断酒をはじめ、いよいよ身も心も上昇気流となるのではないでしょうか。倫理歴では雅樹さんは私の先輩、この13年共に歩んできました。
これからの姿を今後は同年代の新たな会員・役員の皆さんに見てもらいましょう。今後も期待しております。齋藤雅樹さん、ありがとうございました。

沖津隆広さん
いつも沖津さんは縁の下の力持ちとして会場脇で音響担当を長年してくれています。どのような目線でいつも見てこられたのか大変興味があり楽しみにしておりました。
本番前の役員での朝礼、ドキドキしたでしょうが初めて脇からでなく隊列に混ざって役員と同じ動きをしても全く違和感なく見事にこなされましたね。沖津さんは家庭では気持ちの起伏がある中でも毎日、明るい挨拶の実践や万人幸福の栞を素直に感じていること、家庭のみならず仕事においても講話で得たことの実践もされて純情(すなお)なお人柄だと再認識できました。いつも低姿勢で誰にでも笑顔で接している姿を拝見しておりましたから納得できました。沖津さんはスピーチの最後に管理者として現場の声を拾いその想いを伝える役割だと話されました。前向きな方がいつもそばにいてくれるだけで我々は安心します。これからもサポートをよろしくお願いいたします。第2弾を早く聞きたいです…本日はありがとうございました。
本日の3名に共通していたのは、「不平不満をどう受け止め行動するか」その重要性を感じることが出来ました。
皆さんの益々のご活躍を心より期待しております。
それでは皆さん、本日も彩りのある1日にしてまいりましょう!
本日のモーニングセミナー参加人数:31名
次回のご案内
4月2日(木) 6:30~ 山形国際ホテル6階
講師:山形県倫理法人会 村山地区 地区長 (有)東根東北電化 代表取締役会長 工藤敏幸氏
テーマ:「倫理を学んでネガティブな人生からポジティブな人生へ」
本ブログの講話内容記載で誤り等がある場合は、HPお問い合わせ又は事務局
ycrinri@gmail.comまでお申し出ください。

